母が弓道をやっておりまして。
古い乾漆の矢筒をいただいたということで、お直ししました。
弓と一緒に持ち歩くものなので、あちこちへこんでいたり、表面の漆がはがれていたり。
かなり傷んでいました。
そこで、へこみの部分は刻ソ漆(漆のパテ)で埋めて形を整え、全体を塗って仕上げ。
1mぐらいあるので、塗って乾かす時が大変だったー。
全体を塗り直したことで強度が上がったので、この先も長く使ってもらえるんではないかと。
左がもともとの状態。朱や黒、緑(?)など、さまざまな色が研ぎだしてあります。
これを上から朱合漆(透明感とつやのある漆)で塗ったのが右。
刻ソで埋めた部分が目立ってしまうかも?と心配していたんですが、もともと黒い部分もあったので、ほとんど気にならない仕上がりに。
写真にも埋めた部分が写っていますが、わからないですよね???
刻ソで埋めた部分は、乾いてから彫刻刀で彫って、同じように模様を入れました。
こちらは蓋。
名前を入れてほしいというリクエストがあったので、一番目に付きそうなところに白漆で書いてみました。
直す前の写真を撮っていなくて比較できなかったので、自分では、ちょっとはきれいになったかなー、という程度だったんですが。
母が道場に持って行ったところ、道場のみなさんが、あまりにもきれいになっているので驚いていたとか。よかった!
古い乾漆の矢筒をいただいたということで、お直ししました。
弓と一緒に持ち歩くものなので、あちこちへこんでいたり、表面の漆がはがれていたり。
かなり傷んでいました。
そこで、へこみの部分は刻ソ漆(漆のパテ)で埋めて形を整え、全体を塗って仕上げ。
1mぐらいあるので、塗って乾かす時が大変だったー。
全体を塗り直したことで強度が上がったので、この先も長く使ってもらえるんではないかと。
左がもともとの状態。朱や黒、緑(?)など、さまざまな色が研ぎだしてあります。
これを上から朱合漆(透明感とつやのある漆)で塗ったのが右。
刻ソで埋めた部分が目立ってしまうかも?と心配していたんですが、もともと黒い部分もあったので、ほとんど気にならない仕上がりに。
写真にも埋めた部分が写っていますが、わからないですよね???
刻ソで埋めた部分は、乾いてから彫刻刀で彫って、同じように模様を入れました。
こちらは蓋。
名前を入れてほしいというリクエストがあったので、一番目に付きそうなところに白漆で書いてみました。
直す前の写真を撮っていなくて比較できなかったので、自分では、ちょっとはきれいになったかなー、という程度だったんですが。
母が道場に持って行ったところ、道場のみなさんが、あまりにもきれいになっているので驚いていたとか。よかった!