カップのお直しをさせていただきました。

持ち手が3つに割れてしまっていました。

一番負荷がかかる根本から割れてしまっているので、お直し後は持ち手を持って使っていただくのは難しいと思います。

持ち手を持って使っても、すぐにとれてしまう、ということはもちろんありませんが、何度も使ううちに、とれてしまう可能性が高いかと……

 

溜漆の深い茶色が、器全体の落ちいついた色味にしっくりなじんでいると思います。

スプーンのお直しをさせていただきました。

欠けている部分もあったので、お直しのラインがユニークになりました。

時間が経てば白漆の白さが増して、柔らかな雰囲気になると思います。

楕円皿のお直しをさせていただきました。

器の肌の色、絵柄の柔らかな雰囲気に合わせて、白漆仕上げに。

時間が経つともっと白さが増して、より肌の色に近くなると思います。

 

絵柄の大きさと欠けの大きさのバランスがいいのもポイント!

箸置きのお直しをさせていただきました。

もしかしたら箸置きじゃなくて、ごくごく小さい豆皿なのかな?

箸置きとして使っているそうです。

端が割れてしまっていたのを接着して、器の色にぴったりな白漆でお直ししました。

写真はまだ塗ってそんなに時間が経っていないので、少し茶色が強めですが、時間が経つとより白さが増して、器になじんでいくと思います。
 

茶碗むし器のお直しをさせていただきました。

たっぷりとしたサイズで、茶碗むし好きな方には嬉しいですね。

器の大きさや重さに対して、取っ手が華奢なデザイン。

一番負荷がかかる取っ手の付け根のところで割れてしまっていました。

こういう破損の場合、お直し後は取っ手を持って使っていただくことは難しいです。

お客様にはその点を事前にご説明して、ご了承いただきました。

 

接着して、弁柄漆(渋めの赤)仕上げに。

器全体の色味と、弁柄の色がよく似合っています。


 

 

アラビアのマグカップのお直しをさせていただきました。

マグカップとしては少し小さめのサイズで、使い勝手がよさそう。

ちょうど飲む時に口があたる部分にヒビが入っていました。

ふちのところと、ふちの少ししたの部分です。

 

漆仕上げがご希望だったので、口を付ける時になるべく気にならないよう、器の色になじむ白漆にしてみました。

黒漆も似合うんですが、口をつけるところに黒いものがあると、なんとなく気になるかなー、と。

時間が経つと白漆がもっと白くなるので、さらに気にならなくなると思います。

 

子ども用のカップのお直しをさせていただきました。

ロイヤルコペンハーゲンのものだそうです。

ふたつに割れてしまっていて、大きな欠けもありました。

お子さんが好きそうなかわいらしい柄ですが、色使いなどはとても上品なので(さすがロイヤルコペンハーゲン!)、金や銀なども似合うと思いますが、やはりお子さんが使うものなので、かわいらしい雰囲気のほうがいいだろう、ということで、白漆仕上げをチョイスしてくださいました。

時間が経つと白漆は白さが増すので、もっとかわいらしい雰囲気になると思います。

 

クマのところにはヒビもありましたが、こちらは絵柄を邪魔しないよう、漆を染み込ませてヒビを固めるのみに。

クマちゃんの上にたくさん線がかかってたら、痛々しいですもんね。

クマが茶色なので、漆の線もそれほど目立っていないと思います。

 

ムーミンのマグカップのお直しをさせていただきました。

9つに割れてしまっていたので、絵柄にかかる線がたくさんありました。

内側を見ると、かなり細かく割れてしまってるのがよくわかります。

 

優しい色合いの絵柄をなるべく邪魔しないよう、白漆でお直し。

今はまだ色が濃いので、絵柄よりお直し部分が前に出ている印象ですが、色が落ち着けば全体になじんで自然な雰囲気になるかと。

白漆の色の変化は、こちらをご参考にしてくださいね。

 

木瓜皿のお直しをさせていただきました。

京都で作陶されている、杉本太郎さんの器です。

青味がかった緑と、モダンなデザインが印象的。

 

あまり目立たないように、というご希望だったので、落ち着いた色味に合う溜漆を合わせてみました。

全体の雰囲気により合うように、漆を2回重ねて塗ったので、かなり深い茶になっています。

 

漆仕上げのご提案をするときに、溜漆はどんな色ですか?というご質問をよくいただきます。

ただ、写真を撮ってもそのままの雰囲気を写すのは難しいし、言葉で説明しても、きちんとお伝えできているのか、いつも心配です。

が、今回の右側の写真はかなり上手に(手前みそ)撮れました!……と思います。

深い茶とツヤ、ほんのりと透け感がある感じが出ていると思うんですが、どうですかね?

近々、漆仕上げで選んでいただける色をまとめてご紹介しますね。

陶器のスプーンのお直しを、2本やらせていただきました。

この2本、別々の方からのご依頼なんですが、たまたま同じタイミングでご依頼いただいたので、一緒にご紹介。

どちらも柄の部分がポキリと折れてしまっていましたが、接着して漆仕上げに。

 

赤いほうは本朱なので、時間が経つともっと赤が明るくなっていきます。

薄いピンクのほうは、お客様が赤と白で悩まれていたのですが、濃いピンクのカップとセットとのことで、漆の赤とそちらのピンクが合わなそうだったので、自然になじむ白漆をオススメしてみました。

 

漆仕上げは色を選ぶのも楽しみのひとつです。

さまざまな色を選んでいただけるので、漆仕上げが気になる方はご相談くださいね。