金継ぎは通常、完成までに2〜3ヶ月かかります。
そのうち、多くの時間を費やすのが、乾燥です。

漆で接着したり、漆のパテで欠けを埋めたり、ヒビをくっつけたりするのが金継ぎの基本。
ですが、漆の乾燥には時間がかかります。
完成までに3ヶ月かかるとして、そのうちの2ヵ月半は乾燥にかけている時間、と言っても過言ではありません。

なので、いくつものお直しを並行して進めていても、ほとんどのものが乾燥待ち、ということになって、あまりするべき作業がない日も出てきます。

そこで!
そういうときには、漆器を作ることにしています。
これ塗ってみたらどうだろう? こういうの作ったら便利かも? というアイデアが浮かぶと、それをメモしておいて、時間ができたときに作ってみてます。
で、できたものはとりあえず置いておいて、誰かにプレゼントしたり、これを入れるのにちょうどいい!という発見があると使ってみたり。


実は今も、接着が完了するのを待っているものが多く、比較的時間がある合間の時期。
なので、

こちらに手を出すことに。

一合枡とスプーンです。
どっちも100円ショップで購入。枡は白木だったものの、「壱」という焼印が入っていたので、表面を研磨して消しました。
スプーンは微妙に形が気に入らなかったので、全体に丸みをもたせたり、手になじむようにしたりと、納得いくように削り直し、表面のウレタン塗装も研磨して落としました。

枡のデザイン、どうしようかな。
日本酒を呑むときに使う感じにするか(コップの受け皿的なやつ)、小物入れ的な感じにするか、まだ悩み中。
私、日本酒を呑めないので(呑めるけど、呑むとひどく酔っ払う)、どちらかというと小物入れに傾いていますが。

スプーンはシンプルに拭き漆にして、ちょっと加飾する?
や、でも使ってるお箸が拭き漆だから、あんまり加飾しないほうがいいかな。

こういうこと地味に考えながら、アイデアが浮かんだら絵を描いてみて、イメージを固めて。
少しずつ作業を進めていく時間がこれから始まるかと思うと、楽しみです。


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