今年もクロフ舎をよろしくお願いいたします!
と言っておきながら、新年早々、こんなお知らせで大変申し訳ないのですが、少しの間、ご新規のご依頼の受付を、一旦停止させていただくことにしました。
ありがたいことにご依頼をたくさんいただいており、そろそろ手が回らなくなってきてしまいました。
最近では、お伝えしていたよりも納品に時間がかかってしまうこともあり、申し訳ない限りです。
クロフ舎を始めた頃は、それほどご依頼も多くなく、知り合いのお店を回ってカードを置いてもらったりしていたんですが、その頃を考えると、今は夢のような状況だなぁ、としみじみします。
ただ、その頃に考えたやり方(主に事務仕事の部分)では、今はうまく回らなくなっているのも事実なので、ご新規のご依頼の受付は停止させていただいて、現在お引き受けしているご依頼を仕上げつつ、少しやり方も今の状況に合わせて見直そうと思っています。
作業場ももう少し機能的になるよう、整理整頓しなくては!
2020年も年明けからたくさんのお見積り依頼のメールをいただいています。
後だしのお知らせになってしまって申し訳ないのですが、そちらも一旦お断りさせていただく予定です。
お知らせが遅くなってしまってすみません。
ご依頼受付一旦停止とは言っても、クロフ舎自体はもちろん稼働しています。
現在、器を預けて下さっている方は、何かお問い合わせなどありましたら、お気軽にメールくださいませ。
2〜3ヶ月で再開できる予定ではいますので、お急ぎでない方は少しお待ちいただいて、また温かくなってきた頃にご連絡いただけるといありがたいです。
再開したら、またブログでお知らせさせていただきます!
できるだけ早く受付再開できるようにしますので、またその時は、クロフ舎をよろしくお願いいたします!
]]>2019年のクロフ舎、本日から始動です。
昨年は丸っとブログをさぼってしまい、すみませんでした。
今年はお直ししたもののご紹介も、またできればなと思っております。
その第一弾に新年のご挨拶で、去年のように金継ぎした器におせちを盛って写真を撮って載せよう、と思っていたのに、すっかり忘れておせちを食べ終わってしまいました。
(毎年、三が日が終わる前に飽きるので、今年は少なめに作ったんです……)
気を取り直して、今年の目標。
『健康に気を付ける』
でいきたいと思います。
2018年は年齢による衰えを感じる1年でした。
とくに、目。目がよく見えないなー、という日が多かったように思います。
なので、後半にハヅキルーペを導入しました(格段に見えるようになりましたー)。
目だけでなく、これからほかにも年々衰えていくんだと思います。
この仕事を長く続けるために、今年は健康に気を使っていく所存です。
今年もクロフ舎をよろしくお願いいたします!
]]>旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞクロフ舎をよろしくお願いいたします!
すでにお正月に飽きてしまったので、今日あたりからゆるゆると仕事を開始しております。
とはいえ、何かとこまごま予定が入っているので、受付再開は1/9(火)を予定しております。
お問い合わせいただいている方、お待ちいただいている方、申し訳ありませんが、もう少しお待ちいただけるとありがたいです!
写真の器は、母が真っ二つに割ってしまったもの。金継ぎの修行を始めて1年ぐらいの頃に直しました。
お直しして何年も経っているので、金に深みが出て、落ち着いた雰囲気になっています。
それでもやっぱり金が入っていると、ハレの日のお料理がさらに華やぎますねー。
甘いおかずが苦手なので、おせちの中でも紅白なますは避けてきましたが、数年前に友達から、お酢の代わりに柚子果汁を使う柚子なますを教えてもらって以来、好物になりました。
お砂糖も入れますが、控えめに。酒の肴にぴったりです。
]]>今年も残すところあと少しになってきましたね。
急なお知らせで大変申し訳ないのですが、年内の新規のご依頼の受付は、昨日で終了とさせていただきます。
クロフ舎自体は年内は28日ぐらいまで稼働する予定ですが、今お預かりしているものをできるだけ年内にお届けできればと思っているのと、書類仕事も年内に片付けてしまいたいなー、と。
こちらの都合ですみません!
すでにお見積りのお問い合わせをいただいているお客様や、ご送付の準備をしていただいているお客様は、メールや、器のご送付をしてくださって大丈夫です。
メールは28日までにいただければありがたいです。
器のご送付に関しては、日にちは気にせず、いつでもお送りくださいませ。
年明けは4日か5日ぐらいから稼働する予定です。
金継ぎをお考えの方は、恐れ入りますが、年明けにお問い合わせいただければありがたいです!
また新年の仕事始めのタイミングで、改めてお知らせもさせていただきますね。
それでは、ご迷惑をおかけしてしまう方もいるかもしれませんが、なにとぞよろしくお願いいたします!
]]>企画展のテーマに合わせて、日々の器と金継ぎについて書いてみました。
『企画展 向田邦子と日々の器』は、向田邦子さんが自身の目で選び、愛用されていたたくさんの器が一堂に見られる展示です。
図録では、向田さんの本に登場する器が、エッセイの一部とともに紹介されていて、向田ファンはもちろん、器好きの方が見ても楽しい1冊だと思います。
よく見ると、金継ぎしてある器もけっこう載ってるんですよ。
企画展は来年の2月まで開催されるそうなので、お近くの方、鹿児島に旅行される方などなど、ぜひ足を運んでみてくださいませ。
かごしま近代文学館 常設展示室2階「向田邦子の世界」展示室
2017年11月22日(水)〜 2018年2月26日(月)
開館時間:9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:火曜日
観覧料:大人300円 小・中学生150円
私も行ってみたいなー、鹿児島。鹿児島は屋久島しか行ったことがないのです。
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去年のお誕生日にプレゼントでいただいたものだそうです。
割れは接着して金仕上げに。
お直しの曲線と黒の釉薬の曲線が交差してる感じが、とってもステキです。
割れから少しヒビが延びていて、そちらは漆を染み込ませて固めるのみにしたんですが、器の色になじんでほとんどわかりません。
こちらの器のようにプレゼントでいただいたものや、ご家族が作った器などは、ご依頼して下さった方はもちろん、贈り主の方や作者の方にも気に入っていただけるといいなあ、と思いながらお直ししています。
こちらのカップは無事、贈り主の方にも気に入っていただけたようで、ご依頼くださったお客様曰く、贈り主の方は「鼻高々」だったそうです(笑)。
やった!
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印象的なデザインのアームが、3ヶ所割れてしまっていました。
銀仕上げにしたので、スッと全体の色味になじんで、写真ではどこをお直ししてるかわかりにくいですかね?
アームに指をかけて持ち上げると強度が少し心配なので、お客様には、お花の部分をつまんでお使いいただくよう、お願いしました。
アスティエの器はどれもとっても薄くて繊細なので、作業をする時、ちょっとだけ緊張します!
]]>鳥足の割れ+ヒビ。
ヒビは底までずーっと延びていました。
ヒビは漆を染み込ませて固めるのみにしましたが、絵柄の茶と漆の茶がマッチしてますし、接着部分の線も細めにしたので、違和感はまったくないと思います。
接着部分は銀仕上げです。
]]>持ち手が3つに割れてしまっていました。
一番負荷がかかる根本から割れてしまっているので、お直し後は持ち手を持って使っていただくのは難しいと思います。
持ち手を持って使っても、すぐにとれてしまう、ということはもちろんありませんが、何度も使ううちに、とれてしまう可能性が高いかと……
溜漆の深い茶色が、器全体の落ちいついた色味にしっくりなじんでいると思います。
]]>どちらも、ふちが小さく欠けてしまっていました。
さまざまな色が使われている器ですが、主張しすぎない銀を合わせたので、さりげなくなじんでいると思います。
]]>ふちが少し大きめに欠けてしまっていたのを、金仕上げでお直し。
黒と金の組み合わせ、文句なしでかっこいいですね。
]]>欠けている部分もあったので、お直しのラインがユニークになりました。
時間が経てば白漆の白さが増して、柔らかな雰囲気になると思います。
]]>ふちに3ヶ所の欠け。
落ち着いた雰囲気に仕上がる錫をチョイスしていただいたので、かわいらしく温かみのある梅の絵柄を邪魔せず、自然になじんでいると思います。
]]>器の肌の色、絵柄の柔らかな雰囲気に合わせて、白漆仕上げに。
時間が経つともっと白さが増して、より肌の色に近くなると思います。
絵柄の大きさと欠けの大きさのバランスがいいのもポイント!
]]>普段、全然気づいてなかったんですが、こうしてみると断然、金が多いですねー。
「いろいろ」は、仕上げが違う何点かをまとめてご紹介している場合や、ひとつの器で2種類の仕上げをしているものなどです。
気になる仕上げがあれば、それぞれのカテゴリをご参考にしてみてくださいね。
ところで、最近、ブログをなかなか更新できず、ご紹介したい器がたまりまくっています。
(ブログ掲載をご快諾いただいたみなさま、ご紹介が遅れていてすみません!)
まめに更新するのが難しくなってきたので、これからはまとめて何記事かご紹介してくようにしようと思います。
とりあえず、近々第一弾を!
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