マグカップのお直しをさせていただきました。

去年のお誕生日にプレゼントでいただいたものだそうです。

割れは接着して金仕上げに。

お直しの曲線と黒の釉薬の曲線が交差してる感じが、とってもステキです。

割れから少しヒビが延びていて、そちらは漆を染み込ませて固めるのみにしたんですが、器の色になじんでほとんどわかりません。

 

こちらの器のようにプレゼントでいただいたものや、ご家族が作った器などは、ご依頼して下さった方はもちろん、贈り主の方や作者の方にも気に入っていただけるといいなあ、と思いながらお直ししています。

こちらのカップは無事、贈り主の方にも気に入っていただけたようで、ご依頼くださったお客様曰く、贈り主の方は「鼻高々」だったそうです(笑)。

やった!

 

アスティエ・ド・ヴィラットのコーヒーカップのお直しをさせていただきました。

印象的なデザインのアームが、3ヶ所割れてしまっていました。

銀仕上げにしたので、スッと全体の色味になじんで、写真ではどこをお直ししてるかわかりにくいですかね?

 

アームに指をかけて持ち上げると強度が少し心配なので、お客様には、お花の部分をつまんでお使いいただくよう、お願いしました。

 

アスティエの器はどれもとっても薄くて繊細なので、作業をする時、ちょっとだけ緊張します!

飯碗のお直しをさせていただきました。

鳥足の割れ+ヒビ。

ヒビは底までずーっと延びていました。

ヒビは漆を染み込ませて固めるのみにしましたが、絵柄の茶と漆の茶がマッチしてますし、接着部分の線も細めにしたので、違和感はまったくないと思います。

接着部分は銀仕上げです。

カップのお直しをさせていただきました。

持ち手が3つに割れてしまっていました。

一番負荷がかかる根本から割れてしまっているので、お直し後は持ち手を持って使っていただくのは難しいと思います。

持ち手を持って使っても、すぐにとれてしまう、ということはもちろんありませんが、何度も使ううちに、とれてしまう可能性が高いかと……

 

溜漆の深い茶色が、器全体の落ちいついた色味にしっくりなじんでいると思います。

小鉢2点のお直しをさせていただきました。

どちらも、ふちが小さく欠けてしまっていました。

さまざまな色が使われている器ですが、主張しすぎない銀を合わせたので、さりげなくなじんでいると思います。


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