中国茶の急須のお直しをさせていただきました。

注ぎ口の欠けは金仕上げに。

お茶を注ぐときに、キラリと光る金を楽しんでいただけるんじゃないかなー、と思います。

 

蓋の裏の欠けは、こすれることが多い部分だと思うので、金だと落ちやすいかなということで、弁柄仕上げ(渋めの朱)にしてみました。

 

テレビで観たんですが、中国茶の急須は使ううちに、お茶の渋や手ずれなどで、深みとツヤが出てくるそうです。

金継ぎもまたしかり。金は色味が深くなっていきますし、漆は透明感とツヤが出てきます。

急須の成長とともに、お直し部分の成長も楽しんでいただければ嬉しいです!

GWはブログもお休みして……なんて思っていたら、気づけば5月ももう下旬になってしまっていました!

 

角皿のお直しをさせていただきました。

魚をイメージしたデザインでしょうか?

ふたつに割れていたのを、金仕上げで。

絵柄の色と金がいい相性なので、お直し部分が自然になじんでいると思います。

 

焼き魚がのったところを見てみたい!

茶碗むし器のお直しをさせていただきました。

たっぷりとしたサイズで、茶碗むし好きな方には嬉しいですね。

器の大きさや重さに対して、取っ手が華奢なデザイン。

一番負荷がかかる取っ手の付け根のところで割れてしまっていました。

こういう破損の場合、お直し後は取っ手を持って使っていただくことは難しいです。

お客様にはその点を事前にご説明して、ご了承いただきました。

 

接着して、弁柄漆(渋めの赤)仕上げに。

器全体の色味と、弁柄の色がよく似合っています。


 

 

平皿のお直しをさせていただきました。

欠け部分がちょうど絵柄の葉っぱと同じくらいの大きさで、いいバランス。

目立たない銀仕上げにしてみました。

 

欠けからヒビが伸びていたのですが、重症ではなかったので、漆を染み込ませて焼き付け、固めるのみに。

表は絵柄の青が濃いので、漆を染み込ませた線はほとんどわからないと思います。

アラビアのマグカップのお直しをさせていただきました。

マグカップとしては少し小さめのサイズで、使い勝手がよさそう。

ちょうど飲む時に口があたる部分にヒビが入っていました。

ふちのところと、ふちの少ししたの部分です。

 

漆仕上げがご希望だったので、口を付ける時になるべく気にならないよう、器の色になじむ白漆にしてみました。

黒漆も似合うんですが、口をつけるところに黒いものがあると、なんとなく気になるかなー、と。

時間が経つと白漆がもっと白くなるので、さらに気にならなくなると思います。

 

角皿のお直しをさせていただきました。

昭和の美濃焼の作家、五代目加藤幸兵衛のものだそうです。

角が割れてしまっていたのを、金仕上げでお直ししました。

割れのラインがちょうど枝と同じような感じで入っていて、とてもよくなじんでいます。

何枚かあるうちの1枚とのことですが、これなら無傷のものとも違和感がないのではないでしょうか。

とっても上手な(笑)割れ方!

 

五代目加藤幸兵衛さんは35年くらい前に亡くなられているそうです。

もう亡くなられている方の作品は、この先新しいものが生み出されることはありません。

ですが、こうしてお直しさせていただけると、その方のお仕事をさらに先の時代に引き継ぐお手伝いができたなー、と感じられて、とても嬉しいです。

マグカップのお直しをさせていただきました。

シンクに落としてしまったそうで、大きくヒビが入ってしまっていました。

青漆仕上げと銀仕上げで悩まれていたので、青漆で地描きをした上に銀粉を蒔いてみました。

これだけ見るとわからないと思いますが、通常の黒漆や白漆の上に銀を蒔いたものと比べると、ほんのり青味がかっています。

使い続けると銀が落ちてきて、下の漆が見えてくるので、青漆の色も楽しんでいただけると思います。

それを楽しみに、長く使い続けていただければ嬉しいです!

ロイヤルコペンハーゲンの楕円皿のお直しをさせていただきました。

プリンセスというシリーズで、プリンセスのティアラをモチーフにしているそうです。

ピクルスオーバル、という名前なんですが、ピクルスを盛るためのお皿なんでしょうか?

ピクルス、たっぷり盛れますね。

小さなケーキとかのほうが似合いそう。

あ、ピクルスっぽい形ってことかな? でもピクルスって言ってもいろいろあるし……

端が割れてしまっていたのを、銀仕上げでお直ししました。

銀がさりげなくなじんでいるので、お直ししていることを知らない方が見たら、気づかないかもしれません。

お皿の青には金もよく似合うと思いますが、やはり、可憐な雰囲気を壊さない銀がベストな選択だったと思います。

大きめの湯呑のお直しをさせていただきました。

4つに割れていたものを、接着して金仕上げに。

割れがちょうど絵柄にかかってしまっていましたが、赤や黄色と金は相性がいいので、それほど邪魔には感じないのではないでしょうか。

 

お直しをしているときには知らなかったんですが、実はこちらの湯呑はペアだそうで、無事だったものと並べた写真をお客様が送ってくださいました!

ステキ〜♡

金が自然になじんでいるので、無傷のものと並べてもそんなに違和感はなく、安心しました。

 

ペアの器や、同じものが何点かある器の場合、お直しをしていないものと並べたときに、金継ぎをしたものだけが目立ってしまったり、同じものに見えなくなってしまわないよう、さりげなくなじむ仕上げを選ぶのがオススメです。

「ペアです」「何枚かあるうちの1枚です」と伺ったときには、いつもその点を考えながら仕上げをご提案させていただいてはいるんですが、実際に無傷のものと並んでいるところを見ることはないので、納品後は「大丈夫だったかな……」とちょっぴり心配です。

 

今回、お写真をお送りいただいて、ペアで並んでいるところを初めて目にすることができて、とても嬉しかったです!

ありがとうございました!

子ども用のカップのお直しをさせていただきました。

ロイヤルコペンハーゲンのものだそうです。

ふたつに割れてしまっていて、大きな欠けもありました。

お子さんが好きそうなかわいらしい柄ですが、色使いなどはとても上品なので(さすがロイヤルコペンハーゲン!)、金や銀なども似合うと思いますが、やはりお子さんが使うものなので、かわいらしい雰囲気のほうがいいだろう、ということで、白漆仕上げをチョイスしてくださいました。

時間が経つと白漆は白さが増すので、もっとかわいらしい雰囲気になると思います。

 

クマのところにはヒビもありましたが、こちらは絵柄を邪魔しないよう、漆を染み込ませてヒビを固めるのみに。

クマちゃんの上にたくさん線がかかってたら、痛々しいですもんね。

クマが茶色なので、漆の線もそれほど目立っていないと思います。

 


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