金継ぎとは言っても、仕上げには大きく分けて3種類あります。
「金仕上げ」 「銀仕上げ」 「漆仕上げ」です。
 
一番お手ごろなのが、「漆仕上げ」です。金粉や銀粉は使わずに、漆で仕上げるので、そのぶん料金が抑えられます。色は何種類かありますので、器の色に合った色にしたり、逆に目立つ色を選んでポイントにしたりというのもいいですよ。
 
「漆仕上げ」で選んでいただける色は、
●黒
●赤(弁柄。通常の赤よりは茶色がかった、落ち着いた色です)
●白(漆に白い顔料を混ぜたもの。真っ白ではなく、少し濃いベージュっぽい色です)
●溜め(溜め漆。最初は深い茶色ですが、使ううちにだんだん透明感と艶が出てきます)
4色です。
 
また、漆は顔料を混ぜることでさまざまな色を作ることができます。上の4色以外で、この色にしたい!という色があればご相談くださいませ。

銀粉で仕上げる「銀仕上げ」は、「漆仕上げ」の1割増ほどの料金になります。落ち着いた雰囲気が魅力です。

金粉で仕上げる「金仕上げ」は、「漆仕上げ」の3割増ほど。金彩の入った器はもちろん、シンプルな器のワンポイントとしてもオススメ。パッとした色の器と、とくに相性抜群です。
 
仕上げの指定をしていただくことも可能です。ご希望の仕上げがあれば、ご依頼の際にお伝えくださいませ。
また、金や銀を蒔くのは最後の行程なので、その前であれば仕上げの変更も可能です。ただし、仕上げを変更した場合、お伝えしていた料金とは変わってきますので、ご注意ください。

器を送付していただくときは、まずは器をきれいに洗ってください(かけらなどでケガをしないよう、気をつけてくださいませ)。
汚れたままにしておくと、カビが発生してしまうことがあります。また、油が欠損部分に染み込んで、漆ののりが悪くなってしまうこともあるからです。
 
汚れがひどい場合には、漂白剤を使ってもOKですが、その場合、ごく薄めの液に浸し、汚れが落ちたら一晩ほど真水につけておくといいでしょう。欠け部分から染み込んだ漂白剤をできるだけ薄くするためです。
洗ったら、しっかり乾かすのも忘れずに!
 
 
準備ができたら、いよいよ梱包です。
割れてしまった器の場合、かけらをひとつずつ、丁寧に梱包してください。複数のかけらを一緒に包むと、さらに割れたり欠けたりしてしまう原因に。
器を包むのは、プチプチなど、クッション性のある素材がオススメです。
 
梱包材で包んだら、できるだけちょうどいい大きさの箱に入れます。ダンボールなど、しっかりしたものを選ぶといいでしょう。
器と箱の隙間には、丸めた新聞紙などをつめ、配送中に箱の中で器が動かないようにしてください。
 
また、箱には天地を明記し、割れ物である旨を必ず伝えてください。
伝票には、メールをいただいたときと同じ「お名前」「お電話番号」をご記入ください。
 
万が一、配送中に器がさらに破損してしまった場合には、こちらでは補償はできませんので、ご了承ください。
 
 
メールでお知らせいただいた器以外に、追加したい器がありましたら、お手数ですが、ご送付前に再度、メールでお知らせください。基本的に、メールでお知らせいただいたものでないと、ご送付いただいてもお引き受けできませんので、ご注意ください。

クロフ舎では、いろいろな器のお直しを承っています。
 
陶磁器であれば、割れたもの、欠けたもの、ヒビが入ったものなど、ほとんどすべてのものがお直し可能です。
割れてしまったけど、足りないかけらがある!というものでも大丈夫です。
 
また、長年使い続けて傷んでしまった、拭き漆の器やお箸などのお直しも承っています。
 
拭き漆とは、漆を木地に塗り、拭き取って乾かし、という工程を何度も繰り返す、漆の技法のひとつ。塗りの漆器と違って塗膜がとっても薄いので、長年使っていると手擦れなどでだんだん塗膜が落ち、木地がむき出しになってしまいます。
そのまま使っていると、はげた部分からお料理の油などが染み込んで汚れが目立つようになったり、カビてしまったり、ということも……。
でも、そういった状態になってしまった器やお箸も、お直しでよみがえらせることができるんです。
 
 
逆に、お直しできないもの、お直しに向かないものもあります。
 
クロフ舎でお直しできないものの代表が、ガラスです。ガラスは、漆を地に定着させるための「焼き付け」ができません。そのため、お直し自体はできるのですが、お直し部分の強度に不安が残ってしまいます。長く使い続けていただくためには、安心安全も大切なポイント。ですから、ガラスのお直しはお引き受けしていません。
 
ただ、金継ぎはこれが正解!という技法はなく、それぞれの方が一番いいと思う方法でやっています。ガラスを直せる技法を考案して、金継ぎをしている方もいらっしゃるので、諦めずにインターネットなどで探してみるといいと思いますよ。
 
また、金継ぎができないわけではないけれど、金継ぎには向かないものもあります。
土鍋など、直火で使用するものです。
ただし、直すこと自体は可能なので、たとえば、直して花器として使いたい、果物鉢にしたい、などなど、直火で使用しないというのであれば問題はありません。
 
これは直せるかしら? こんなのは無理かな……など、悩んだときにはメールくださいませ。
 


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