鈴木麻起子さんのプレートのお直しをさせていただきました。

鈴木さんは、「女性にやさしい器であること」をテーマに創作活動をされている作家さんだそうです。

 

直径27cmの大皿です。

女性でも楽に運べるように、5枚重ねても軽い器を目指して作られたこのお皿、とっても薄くて軽いんです!

なので、お直しの作業中はちょっぴり緊張しました〜。

 

「Turkish(ターキッシュ)」というこのシリーズ、その名のとおり、美しいターコイズブルーが特徴です。

ターコイズブルーとやわらかく光る金の組み合わせで、女性らしい雰囲気を壊さない仕上がりになったと思います。

 

 

 

白薩摩の小皿のお直しをさせていただきました。

この2枚のお皿、なんとヴェネチアの骨董市で購入されたものだそうです!

その昔、ヨーロッパに輸出するために作られたものでは?とのこと。

 

梅、菊と一緒に、バラが描かれているのが、なるほど、ヨーロッパ向けっぽい。

こちらはふちの内側に小さな欠けが。

 

こちらはふちの外側に、少し大きな欠けがありました。

絵柄にも使われている金でお直ししたので、自然な仕上がりになっていると思います。

 

鹿児島で作られ、ヨーロッパへ渡り、巡り巡ってヴェネチアでお客様と出会い、日本に帰ってきて……。

さながら、旅するお皿、と言ったところでしょうか。

旅の途中でクロフ舎にも立ち寄ってくれたこと、とっても光栄です!

飯碗のお直しをさせていただきました。

唐津の中里花子さんの作品だそうです。

 

昨日ご紹介した、平鉢のマット+マットとは対照的に、つるっとしたなめらかな肌に、ツヤのある金を合わせました。

 

器の肌の質感や色はもちろん、釉薬がかかっていない部分の土の色、器のフォルム、欠けや割れ、ヒビの入り方や形など、さまざまな点ができあがりの雰囲気を決める要素になります。そういうたくさんのポイントがあわさって、金継ぎの風景は生まれます。

なので、以前やったことがあるような組み合わせでも、実際に完成したものを見ると、想像してたのとはまた違う、新たな魅力を発見することも。

そう考えると、組み合わせは無限大! ほんと、毎日楽しいです。

 

お直しをご依頼いただく時、仕上げをどうするか悩まれるお客様も多いんですが、ワクワクしながらたくさん悩んで、納得いくまで考えていただき、仕上がりを楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!

 

 

 

平鉢のお直しをさせていただきました。

黒、と言うのか、濃いグレーと言うのか。

釉薬の縮みが美しい、シックな器です。

 

ツヤのない肌に合わせて、金もツヤがない仕上がりに、というご希望だったので、金消し粉を蒔いて、磨きはせずに仕上げました。

写真では、光の加減で金が輝いて見えますが、マットです。

 

マットな釉薬にマットな金の組み合わせって、自分では案外思いつかないものでしたが、とてもしっとりとした、味のある雰囲気に。

新しい発見ができ、お客様に感謝です!

 

最近、メキシコ人の女の子と知り合いました。

友人の職場に3ヶ月間、研修で来ていた彼女。機会があって、何度か一緒に飲んだり、タケノコを掘ったり(!)、楽しい時間を過ごさせてもらい、すっかり仲良しに。

そんな彼女が、金継ぎを見てとても気に入ってくれたので、最後に会った時に、金継ぎした器をプレゼントしました。

 

以前、ブログでも書いた、古道具屋さんでもらった器を、サンプル用に直したものです。

 

欠けもなくきれいに割れていたので、細い金のラインが繊細な雰囲気に。

 

彼女もとても喜んでくれて、

「いろいろプレゼントをもらったけど、中でもこれはスペシャル!」

と言ってくれました。

少し前にメキシコに帰っていった彼女と一緒に、この器も海を渡っていると思います。

メキシコに初上陸した金継ぎかも!?

 

遠く離れた、全然文化が違う国の人にも、金継ぎの魅力を知ってもらえて、本当にうれしい出会いでした!

メキシコでも、いろんな人に見てもらえるといいなあ……。

切っ立ちカップのお直しをさせていただきました。

欠けを埋め、ヒビとともに金仕上げに。

垂れた釉薬とヒビのラインが、おもしろいコントラストになっています。

粉引きの深鉢のお直しをさせていただきました。

比較するものがないので大きさがわかりにくいですが、けっこう大きなもので、直径20cmくらいあります。

ふちがあちこち欠けてしまっていたのを、金仕上げでお直ししました。

 

柔らかい白の肌に、金がよく似合います。

直径32cmの大皿のお直しをさせていただきました。

9個のパーツに割れてしまったお皿です。
重さがかなりあるので、接着は慎重に……。
欠けてしまっている部分もけっこうあります。


お直し完成。金仕上げに。
柄の青と、金のバランスが絶妙です。
こういう言い方が適切かわかりませんが、とってもセンスのある割れ方!
大きなお皿なので、迫力があります。


表はこんな感じ。


高台も大きく欠けていました。

どの器もそうですが、こういういろいろなものを盛れるような器はとくに、お料理が盛られたところを見てみたいなー、といつも思います。
柄が華やかだから、お刺身とかちらし寿司とか、ハレの日のお料理が似合いそう!
とか、まことに勝手ながら、何を盛ろうかなー、と考えながらお直しをする毎日です。

直径28cmほどの、小鹿田焼の大皿のお直しをさせていただきました。



表は線が細いんですが、裏はカケもあって線が太めです。
大きめのカケもありました。
勢いのある刷毛目に負けないよう、金で仕上げてみました。
 

スープボウル? カフェオレボウル? 小丼?のお直しをさせていただきました。


カケラ2つのワレで、この割れ方とっても多いんですよね。なんででしょう?
物理が得意な人とかなら、きっと説明できるんだと思いますが……。
写真では見えないと思いますが、ワレたところから下に、ヒビも入っています。


外側の青と合いそうだったので、金で仕上げました。

 


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